2011年4月5日に海王星が魚座に移動し、
2012年10月7日土星が蠍座に、2013年6月27日に木星が蟹座に入ったことで、
2013年夏から、この2014年7月16日までの約一年間は
大惑星による『水星座のグランドトライン』(幸運の大三角)が形成される時期となりました。
(日々星は動くので、もちろんその間でも断続的に形は変わりますが、
意識上はこのトラインの時期である、と私は考えています)
木星以降の、公転周期が一年以上の大惑星だけでこの配置ができることは、めったにありません。
かつ占星術の定義では、周期の長い星ほど
「深いところから、幅広い範囲で、じっくりと影響をもたらす」と言われるのですが、
実際にその通り、この配置が生まれてから現在までの間には
「水星座の守護下ならではの、根底の温かさ、きめ細かさ、愛情に対する真摯さ」が、
ほぼ全員の中で、無意識のうちに活性化されていると感じます。
その守りがあるからこそ、人は安心して、より一歩進む勇気を持ちやすくなっている。
2014年、みんなが大きな変化を起こそうと頑張れる状態になってきているのも、
この配置の力添えが、背景にあるからではないでしょうか。
今何かに懸命になって、結果として傷つくことがあっても、それは大きな愛によって力強く癒され、
また一段大きく成長するための、よいきっかけにさえ、変えていける。
今はそういうときで、最初は、そこが傷だったとしても、
一度開いた場所から、荒々しくみずみずしいエネルギーが湧き出て、
結果として一枚古い自分を脱ぎ捨ててしまえるような。
傷こそが、「新しい自分の始まりの場所になる」ことさえある。
自分さえそう望めば、今はそんなことがかなうときなのではないかと、私は感じます。
そんなやさしさと温かさ、しなやかさとゆるぎなさを忘れたくないなと思い、
現在のこのエネルギーを形にして残したいなという気持ちから、このブレスを考えました。
またこのブレスためにあるような石・ピンクインペリアルトパーズとの出会いもあり、
まさに!とろけるような甘美な布陣が組めたと思います。 |